名無しの落書き所

彼女のほっぺはとても熱く、プールの水で冷えたボクの指を
心地よく温めてくれる。
「あ、あの……練習……しないと……」
「あ……」
彼女のつぶらな瞳はボクを映し、小さな唇はもの言いたげに
小さく震える。
プールの水の冷たさじゃない、いいようのない緊張と興奮に
肌を震わせているのは、彼女だけじゃない、ボクも一緒だ。

お母さんとも違う、年下の近所の女の子とも違う、ボクと等
身大の女の子に触れることが、こんなに緊張することだなん
て知らなかった。

ボクは彼女のほっぺに当てている手の親指を動かし....

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多分本編で使わないだろうなぁ的裏設定。
・実はこの二人は又従兄弟。男の子からみて祖父の妹の孫。
　共通点もいくつか用意してたり。

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