2016/01/16(土) おじさんとマシュマロ[若林伊織/日下幅広]というわけで今期の5分枠アニメ繋がりで
『おじさんとマシュマロ』┌(┌ ^o^)┐ ホモォ総受けっぽい太いおっさんにラブユーしてるんだけど
いまいち反応が鈍いのにもめげず今日も好物のマシュマロを餌に
おっさんを猛禽的直感を頼りにハントするOLの話。(一人称視点感想
だけかと思ってたら
登場キャラ結構いるみたいだし
不文律な三角関係とか多連結電車ごっこ関係にまで発展しそうな予感・・・!!
いやぁしかしラピュタ。今見ても面白い。し何度見ても面白い。
ラピュタくらいなもんだわ。TV放送で見ながら録画したのに翌日には録画再生して
二度見する映画は。
それに今見ても新しい発見があるって、ほんとすごい濃縮っぷりですわ。
今回の発見は、冒頭の海賊がパズーの家にシータを探しにきて、それをスルー
できたと思ったときの
「おい、女の子の服だ!」と見つけたシータの服を
タイガーモス号にちゃっかり持ち込んでる件。しかも洗濯済み。いつ持ち込んだんだろう?と考えてみると、やっぱり
「40秒で支度しな!」のときにドーラがまとめた線が濃い。
そんで「お前たちは本船で待ちな」の息子に渡して洗濯させたと。
なぜそんな服を?ってそりゃドーラの母心だろうなぁ。
見慣れた物がひとつでもあれば、それは心の支えになりうるから。
それとは違い、すべてを奪ってすべてを壊していくのがムスカ。とその軍。
この物語、
ムスカの金と権力と暴力で言うことを聞かすのと
ドーラの人情と義理と家族愛との対比で物語の主人公側・敵役側と同時に進んでるんです。
で、もうひとつの発見はシータパズーが線路から落ちて地下で爺さんに会って後。
「静か過ぎる・・・こういうときは動かない方がいい」というドーラと
その直後に地下壕から出て、ムスカ軍に見つかって拉致られるシータパズー。
ここも対比になってる。百戦錬磨で、ムスカ軍の動きを読んで危機を回避したドーラと
その若さで姦計にまんまとハマったパズー。
当人も、そのことを自宅に帰って(ドーラ息子にぐるぐる巻きにされながら)
「僕が馬鹿じゃなくて(シータを守る/危機を回避できるだけの判断)力があれば
シータを守ってあげられたんだ」って
ちゃんと回収してるんですよね。
ただ「力があれば守れた」っていう台詞だと、軍も蹴散らして逃げられたかもしれない
と受け取れるけど、「馬鹿じゃなくて力があれば」と台詞にもちゃんと念を入れてある。
そしてムスカ軍の捜査をかいくぐり、ちゃんと逃げ切ってるドーラ軍の力を認め、
自分の命を交換材料にドーラの力を借りて、シータを助ける流れ。たまらん。これぞ少年漫画。
うーん、本当に傑作ですわ。
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生真面目そうだから結婚しよう!とか言い出しそう。
ラブホのベッドで。
>ドーラって監督の理想の女性像(というより母親像)なんですってね 肝っ玉母さん
ロリコンでマザコンで軍オタなんだよなぁ。しかも重度の。監督ってば。
なしてこげに歴史に名を残すようなごっついお方は
どこか常人から逸脱した癖のあるお人ばかりなんじゃろう。
だからこそ普通じゃできないことを成し遂げてしまったんだろうけど。